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外壁塗装助成金の見逃せないポイントと外壁塗装補助金の活用方法2024/03/07

 

新しい年が始まり、住まいのメンテナンス計画をたてるなら外壁塗装がおすすめです。

しかし、多くの方が気になるのは費用面かと思います。
現在、外壁塗装助成金や補助金の活用が注目されています。

この記事では、外壁塗装にかかる費用を軽減するために知っておきたいポイントと、助成金を上手に活用する方法を詳しくご紹介します。

家を守り、美しさを保つ外壁塗装が、どれだけお得になるか、本記事で説明いたします。
外壁塗装の専門家のアドバイスも取り入れながら、お得な補助金を利用して理想の住まいを手に入れましょう。

 

外壁塗装 DIYとプロ業者について

一般的にDIYの良いところは、ご自身で設計から作業まで行うことで「作る楽しみを味わえる」ところですね。

さらにほとんどの場合、作業費や制作費を誰かに支払う必要がないので、材料費のみで目的を達成できます。

外壁塗装においてのDIYは?

☑ 外壁塗装はDIYなら安く仕上がる
☑ DIYなら好きなときに作業できる
☑ 業者とのやり取りがいらない

 

本当にそうでしょうか?住宅塗装工事を業者に依頼するときには、業者と連絡を取ったり、打ち合わせをしたり、そういった手続き等を煩雑に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし大切なお住まいを預かりプロの技術が必要だからこそ、外壁塗装にはしっかりとした打ち合わせや契約が必要なのです。

 

「安く仕上がる」「好きなときに作業ができる」に関しては、東京麻布としては「NO」と言わせていただきます。

詳細な理由はこの後にご説明しますが、外壁塗装のDIYには以下のようなデメリットがあります。

☑ 慣れないと時間がかかる
☑ 危険が伴う
☑ きれいに塗装できない恐れがある
☑ 長持ちしない恐れがある

このような可能性を考えると、かけた金額や時間に見合った成果は得られないと考えます。

自由に好きなデザインや好みの色にできたとしてもすぐに剥がれたりしてしまっては意味がないですよね。

DIYで外壁塗装をすることは、不可能ではないですがあまりおすすめはできません。

 

外壁に最適!おしゃれで耐久性のある塗料を選ぼう

外壁の耐久性は使用される素材によって異なり、耐用年数は10年前後のものから50年と幅広いです。

ただし、耐用年数が長い素材であっても、その間のメンテナンスは必要になります。

年月の経過とともにできた汚れやキズは、それぞれの素材に適した方法で補修を行いましょう。

防火性、防水性、断熱性などの機能も、素材による違いがあります。

住宅地の自然環境などに応じて最適な素材を選びましょう。

また、外壁材そのものの機能も大切ですが、塗料で機能を補完することも可能です。

外壁の種類と特徴

住宅の外壁として使用される素材は、大きく分けるとサイディング・モルタル・塗り壁・ALCの4種類
それぞれの壁材の特徴を解説します。

1.サイディング

サイディングは壁に張る板状の仕上げ材。一定サイズの板(サイディングボード)を壁に張り付けていく方法で外壁を完成させます。

色や板の種類が豊富なので、ほかの外壁材に比べてデザイン性が優れているのが特徴です。

サイディングの種類は、窯業(ようぎょう)系・金属系・木質系・樹脂系の4つ。

窯業系サイディング・セメント質と繊維質を混ぜ合わせた板を使用
耐震性と耐火性に優れている
・レンガ調、タイル調、木目調などデザインが豊富
・価格は1㎡あたり約4,000円~
金属系サイディング・ガルバリウムやアルミニウム、ステンレスなどの鋼板を使用
防水性が高く、自然環境に強い
デザインの種類やカラーバリエーションが豊富
・価格は1㎡あたり約5,000円~
木質系サイディング・天然の木に塗装が施された板を使用
耐熱性に優れている
木の風合いや温かみを感じるデザイン
・価格は1㎡あたり約6,000円~
樹脂系サイディング・塩化ビニル樹脂を原料とする板材を使用
自然環境に強い
色落ちが少ない
・価格は1㎡あたり約7,000円~

耐久性は素材によって違いはあるものの、10年前後で張り替えが必要に。

樹脂系サイディングは4つの中では最も耐久性が高く、耐用年数は20~30年と長くなっています。

しかし、継ぎ目から劣化が始まってサイディングボード本体にヒビが入ったり、欠けたりしてしまうので、メンテナンスは必要になります。

劣化部分を見つけたら専門業者に相談を。

2.モルタル

外壁塗装に使用されるモルタル塗料は、耐久性が高く、強度に優れ、防水性があります。
通気性がありながら美しい仕上がりで、修復も容易。建物の外観を保護し、防火性も提供する信頼性のある素材です。

3.塗り壁

塗り壁は外壁塗装の一種で、美しい仕上がりと耐久性が特徴です。
自然素材や合成樹脂を使用し、均一でなめらかな表面を実現します。
湿気に強く通気性があり、結露を防ぎながら外部からの雨水や紫外線から建物を保護します。
また、豊富な色彩や質感が選べ、デザインの自由度が高いのも魅力です。
環境にも配慮し、住宅の外観だけでなく、快適な室内環境の維持にも寄与します。

 

4.ALC

ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)外壁は軽量コンクリートを使用し、軽さと強度を兼ね備えた外壁材です。
高い断熱性能があり、エネルギー効率向上に寄与します。
防火性が高く、耐久性も優れており、長期にわたり外部からの影響に強く保護します。加工が容易で、多様なデザインや形状に対応可能。
施工が比較的迅速で、メンテナンスも簡便です。環境への影響も少なく、持続可能な建築に貢献します。
ALC外壁は優れた性能とデザインの融合で、住宅や建物の外観・機能の向上に寄与します。

ALC外壁の魅力については下記の記事でも記載しております。

ALCパネル外壁の魅力とメンテナンス術!最強の性能を活かす方法

「劣化」予防になる?気になる外壁塗装の寿命って?

外壁塗装の寿命は、塗装の種類、素材の品質、地域の気候条件、施工技術などによって異なります。

一般的には、適切にメンテナンスされた場合、木造住宅の外壁塗装は約5〜10年鉄骨や鉄筋コンクリートなどの建物では約10〜15年程度とされています。

ただし、これらは目安であり、実際の寿命は環境や施工条件に大きく左右されます。

寿命を延ばすためには、定期的な塗装の再施工やクリーニング、修復が必要です。

また、適切な素材や塗装方法の選択、防水性や耐候性の強化も重要です。
適切なメンテナンスが行われない場合、外壁は劣化し、見た目の美しさだけでなく、建物の保護機能も失われる可能性があります。

建物の外観や耐久性を維持するために、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。

 

話題の外壁塗装助成金って?

外壁塗装助成金は、地方自治体や政府が住宅の外壁塗装費用の一部を補助する制度です。

エネルギー効率の向上や防災・耐震性の強化、住宅環境の改善などを目的に、特定の条件を満たす住宅所有者が対象となります。

補助金額や条件は地域や制度によって異なりますが、外壁塗装の費用負担を軽減し、建物のメンテナンスや耐久性向上を促進します。

助成金・補助金が受け取れる外壁塗装の種類と条件

助成金や補助金を受け取るための要件には、外壁塗装の種類や目的を限定されている場合があります。

環境に配慮した塗料の使用

一部の助成金制度では、環境にやさしい低VOC(揮発性有機化合物)の塗料を使用することが条件とされます。

施工業者の指定

助成金を受けるには、指定された施工業者や業者リストから選定された業者による施工が必要な場合があります。

対象住宅の条件

助成金の対象となる住宅には一定の条件があります。例えば、所有期間や築年数、所得制限などが考慮される場合があります。

改修目的

外壁塗装の目的がエネルギー効率の向上や耐久性の強化、防災・防犯対策など社会的利益に関連する場合、助成金の対象となることがあります。

地域や制度によってはさらに詳細な条件が設けられている場合もありますので、助成金を利用する際には地元の自治体や関連機関の情報を確認することが重要です。

外壁塗装必要時期の見極め方

外壁塗装の必要時期を見極めるには、外壁の状態や塗装の劣化具合を定期的に点検することが重要です。
塗膜のひび割れや剥がれ、色あせ、カビや藻の発生などが見られる場合は、塗装の劣化が進んでいる可能性があります。

また、外壁の表面がざらついている、汚れが取れにくくなっている、防水性が低下しているなども塗装の寿命が近づいているサインです。

さらに、建物の外観が劣化し、美観が損なわれている場合も外壁塗装の必要性を示しています。
定期的な点検や専門家のアドバイスを受けながら、外壁の状態を確認し、必要に応じて早めに塗装を行うことが建物の保護と美観維持につながります。

見積もり前のチェックポイントをチェックしよう!

外壁の材質と状態

外壁の材質(木造、コンクリート、金属など)や現在の状態(ひび割れ、剥がれ、カビなど)を確認し、適切な塗装方法や塗料を選定するための基本情報を把握します。

 

塗装の範囲と目的

どの部分を塗装するか(全面塗装、一部塗装)、塗装の目的(美観の向上、防水性の強化、断熱性の向上など)を明確にし、見積もりの対象範囲を明確にします。

希望する塗料や色彩:塗料の種類(アクリル塗料、シリコン塗料、ウレタン塗料など)や色彩(塗装する外壁の色や質感)についての希望を伝え、見積もりに反映させます。

追加工事や補修の必要性:外壁に補修や改修が必要な場合(ひび割れの修理、防水シーリングの補修など)についても確認し、見積もりに含めるかどうかを検討します。

予算と支払い条件:予算の範囲や支払い条件(一括支払い、分割払い)について明確にし、見積もりや契約条件と合致するか確認します。

これらの内容を事前に確認することで、見積もりの精度を向上させるとともに、不明瞭な点や誤解を防ぐことができます。

 

外壁塗装補助金利用のメリット

1. 費用軽減

補助金を利用することで、外壁塗装工事にかかる費用を軽減できます。これにより、予算の範囲内で高品質な工事を受けることが可能です。

2. 環境への貢献

補助金が付与される場合、それは通常エコな塗料の利用や断熱性向上など、環境にやさしい工事への励みとなります。自宅のリフォームで環境への配慮ができるのは嬉しいポイントです。

3. 住宅価値の向上

外壁塗装は住宅の外観を美しく保つだけでなく、耐久性の向上や防水性の向上にも繋がります。これにより、住宅価値の向上も期待できます。

 

まとめ

補助金を利用することで、外壁塗装工事をより手軽に進めることができます。費用軽減や環境への配慮、住宅価値の向上など、そのメリットは多岐にわたります。しかし、条件の確認や手続き、信頼性のある業者の選定がポイント。計画的に進めることで、補助金を有効活用して快適で美しい住まいを手に入れましょう。