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スレート瓦の魅力とメンテナンス!屋根塗装で長持ちさせよう2023/12/27

はじめに

皆さんの暮らしを守る大切な家も年月と共にだんだん傷んでいくのはご存じだと思います。

特に見落とされがちなのが屋根ですが、定期的なメンテナンスが重要です。

今回は、日本でも近年多く使われているスレート瓦に焦点を当て、その特徴やメンテナンス方法、注意点についてご紹介します。

 

スレート瓦とは?

スレート瓦は、「着色スレート瓦」とも呼ばれる建材です。

 

軽量で地震対策に優れた建材

スレート瓦はわずか4.5㎜程度の厚さで非常に軽量であり、建物への負荷が少なく地震対策にも優れています。

また、色や形状が様々にあるため、デザイン性も高く評価されています。

一方で、凍結によって瓦が割れてしまうことがあり、寒冷地ではあまり採用されていません。

 

防水性による塗装メンテナンスの必要性

スレート瓦は、約85%のセメントと約15%の繊維質(かつては石綿が使われていました)でできており、工場で生産される際に初期塗装が施されるため、表面に防水性があります。

しかし、その塗装は時間と共に劣化するため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。

 

スレート瓦の表面の塗装が劣化すると、雨水が浸入しやすくなり、建物の損傷や雨漏りに繋がることがあります。

しっかりとした長期的な防水性を保ち続けるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

 

スレート屋根の劣化の目安

定期的なメンテナンスを行うためには、まずスレート瓦の劣化の目安を把握しておくことが重要です。

ここでは、スレート屋根の劣化の代表的な症状について詳しく見ていきましょう。

 

コケの発生

スレート瓦の代表的な劣化症状として、コケの発生が挙げられます。

スレート瓦はセメントが主成分であるため、表面の塗装が劣化すると水分を吸収しやすくなり、コケが発生しやすくなります。

特に日当たりの悪い部分は要注意です。

コケが発生すると、さらに水分を保持するため、劣化が進行しやすくなります。早期に対処することが大切です。

 

釘や棟押さえの劣化

スレート瓦は釘で固定されていますが、気温の変化や経年劣化で釘が自然と抜けてしまうことがあります。

また、屋根の頂上部の棟押さえという金具も同様に劣化します。

これらの金具が劣化すると、雨水が流れ込んでしまうリスクが高まります。定期的な点検とメンテナンスが必要です。

 

スレート屋根のメンテナンス方法

スレート屋根のメンテナンス方法には、いくつかの選択肢があります。

それぞれの方法の特徴や費用などについて詳しく解説していきます。

 

塗装

スレート屋根のメンテナンスで最もオーソドックスな方法は塗装です。

高圧洗浄で表面の汚れを落とした後、防水性を持たせるために塗装をします。

 

塗装メンテナンスのメリットは、費用が比較的安く済むことや工程が短期間で終わることです。

ただし、塗装で済ます場合は環境や塗料によっては、耐用年数が短くなることもありますし、非常に傷んだスレート屋根には塗装が不可能な場合もあります。

塗装でのメンテナンス費用の相場は、約50万円程度です。

また、塗装業者と相談しながら最適な塗料を選ぶことが大切です。

環境に優しい水性塗料や、耐久性の高い塗料、遮熱、断熱性能を持った塗料など、様々な種類がありますので、自分の家に合ったものを選んでください。

 

カバー工法

次に紹介するスレート屋根のメンテナンス方法は、カバー工法です。

古いスレート瓦の上に新しい屋根材を載せる方法で、ガルバリウム鋼板を使用します。

カバー工法のメリットは、葺き替えよりも安く済ませられることや、耐久性を長く保つことができることです。

また屋根から雨漏りがしている場合は、塗装よりも確実に、雨漏りを解消させることができます。

ただし、屋根が重くなることや雨音が響くことがデメリットとして挙げられます。

カバー工法でのメンテナンス費用相場は、約100万円~150万円ほどです。

カバー工法を選択する場合は、重みや雨音の問題を理解し、それを受け入れることが大切です。

また、業者によってはカバー工法に対応していない場合があるため、事前に確認が必要です。

 

葺き替え

もう一つのスレート屋根の塗装方法は、葺き替えです。

旧屋根材を全て取り除き、新しい屋根材を貼りなおす方法です。

葺き替えのメリットは、野地板や防水シートも交換できることや、デザインの選択が広がることです。

ただし、廃材処理費が別途かかることや工程が長くなることがデメリットとして挙げられます。

葺き替えでのメンテナンス費用相場は、約150万円です。

葺き替えを選択する場合は、予算や工程の長さに気を付けることが大切です。

また、どれだけ劣化していても対応できるため、非常に状態が悪い屋根には葺き替えが最適な場合もあります。

 

メンテナンス時の注意点

スレート屋根のメンテナンスには、いくつか注意すべきポイントがあります。

ここでは、メンテナンス時に気を付けなければいけないことをご紹介します。

 

縁切りの重要性

スレート屋根のメンテナンスでは、「縁切り」と呼ばれる工程が重要になります。

これは屋根の内側に雨水が滞留しないようにするために行われる工程で、施工業者が適切に行ってくれることが前提です。

縁切りが不十分だと、雨水が浸入しやすくなるため、適切なメンテナンスを受けられなくなります。

縁切りを確認することも、メンテナンス時の注意点の一つです。

 

縁切り工事についてはこちらの記事で記載しています。

「屋根塗装における縁切り工事の重要性と適切な工法の選択方法」

 

DIYでの補修の危険性

最近ではDIYで屋根の補修を行う方も増えていますが、業者に依頼したほうが好ましいでしょう。

これは屋根に登ること自体が危険であり、また適切な知識がなければ正しいメンテナンスができないためです。

クオリティを維持するためにも、プロによる定期的なメンテナンスを受けることが重要です。

多くの業者は無料で見積もりを出してくれますので、気になったらまずは専門業者に依頼しましょう。

まとめ

スレート瓦は、軽量で耐震性に優れた建材として広く使われていますが、防水性を保つために定期的な塗装メンテナンスが不可欠です。

劣化の兆候に早めに気づくためにも、定期的な点検を行い、適切な時期に塗装や葺き替えなどのメンテナンスを実施しましょう。

また、メンテナンス時には、縁切りの重要性やDIYによる危険性にも注意が必要です。

適切なメンテナンスを行うことで、スレート屋根が長持ちし、快適な住まいを維持することができます。